<造船・舶用工業>
みなさんこんにちは WORLDiです!
このコラムでは「特定技能2号の造船・舶用工業分野」についての解説をいたします。
このコラムでは下記の内容で解説します。
目次
特定技能2号「造船・舶用工業分野」について
・条件
・提出書類
・試験内容
・試験対策テキスト
◾️特定技能2号「造船・舶用工業分野」
◾️条件
①管理監督者の実務経験が2年以上必要
(試験日の前日までに、造船・舶用工業分野において複数の作業員を指揮・命令・管理する監督者としての実務経験を2年以上有することが必要)
②年齢:満17歳以上 日本語能力試験:不要
◾️提出書類
申請人本人
★A)造船・舶用工業分野 特定技能2号試験合格者ルート
希望する業務区分に応じた造船・舶用工業分野特定技能2号試験の合格証明書写し
★B)技能検定1級合格者ルート
希望する業務区分に応じた技能検定1級の合格証明書の写し
企業
★造船・舶用工業事業者の確認通知書 (★造船・舶用工業事業者の確認申請書:様式第1号)
★造船・舶用工業分野における特定技能外国人の受入れに関する誓約書(特定技能所属機関) (分野 参考様式 第7-1号) *資料1
★造船・舶用工業分野2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る証明書 (分野参考 様式 第7-3号) *技能検定1級ルートの場合
★協議会の構成員であることの証明書 (様式第5号) *資料3(注)特定技能外国人の初回の受 入れから4か月以上経過している場合に必要
※造船・舶用工業分野に係る特定技能外国人に関する協議会の加入申請書 (造船・舶用工 業事業者用)(様式第5号)
★その他:登記事項証明書や造船法の届出など *別紙参照 *資料4
★造船・舶用工業分野における特定技能外国人の受入れに関する誓約書(特定技能所属機関) (分野参考様式 第7-1号) *資料1
※特定技能1号同様
★造船・舶用工業分野2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る証明書 (分野参考様式第7-3号) *資料2
※企業側で準備するもの
参照:出入国管理庁特定技能運用要領 https://www.moj.go.jp/isa/applications/ssw/nyuukokukanri07_00201.html
【申請の流れ①】
★造船・舶用工業事業者の確認申請書 (様式第1号) *資料3
★造船・舶用工業分野に係る特定技能外国人に関する協議会の加入申請書
(造船・舶用工業事業者用)(様式第5号)
参照:造船・舶用工業分野における新たな外国人材の受入れ(在留資格「特定技能」)
【申請の流れ②】*資料4 ※協議会加入の際に下記書類が必要
参照:造船・舶用工業分野における新たな外国人材の受入れ(在留資格「特定技能」)
令和6年6月15日以降、様式第1号と様式第5号については同時申請が必要。
【提出先】
〒100-8918東京都千代田区霞が関2-1-3国土交通省海事局船舶産業課」へ直接郵送
【必要書類】
①特定技能2号溶接試験申請書 *資料1
②2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る誓約書(受験者用)*資料2
③2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る誓約書(事業者用)*資料2
【受験料】
受験料(一人当たり):48,400 円(税抜)*補助金適用の場合の金額
【メモ】
※補助金適用の場合上記の金額 例:96,800円の補助金適用 → 48,400円
※2人以上の場合:2人で48,400円(24,200円/1人)にて受験可能
※補助金は一般財団法人日本海事協会が代理で申請
★特定技能2号溶接試験申請書 *資料1
★2号特定技能外国人に求められる実務経験に係る誓約書 (受験者用、事業者用) *資料2
参照:特定技能2号試験(溶接)の実施
【試験内容(溶接)】
安全衛生等確認試験(筆記試験)
試験時間 : 60 分
出題形式 : 真偽選択法(〇×式)、30 問
出題範囲 : 溶接作業に関する安全衛生・知識・技能
合格基準 : 60%以上正答
【筆記試験】
・安全衛生の基礎問題(10問)
・溶接の基礎問題 (10問)
・図表やイラストを見て回答する問題(10問)
※勉強方法:特定技能1号の内容と同様
【実技試験】
・日本海自協会(NK)の溶接士技量認定試験と同様の内容
・溶接の基本となる「上向(PE)」、「立向上進(PF)」ができれば問題ありません
・試験の種類は、次の①又は②から選択する
①手溶接又は半自動溶接の場合
⚫ 溶接方法は、「手溶接(MW)」、「半自動溶接(SW)」のどちらかとする。
⚫ 製品の種類は、「板材(P)」とする。
⚫ 継手の種類は、「突合せ溶接(B)」とする。
⚫ 母材の種類は、「普通鋼(CS)」、「ステンレス鋼(SU)」、「
アルミニウム合金 (AL)」のいずれかとする。
⚫ 母材の厚さは、「12mm 以上」とする。
⚫ 溶接姿勢は、「上向(PE)」、「立向上進(PF)」の両方とする。
⚫ 継手の詳細は、「片面溶接 裏当てあり(ss mb)」、
「片面溶接 裏当てなし(ss nb)」のどちらかとする。
②TIGティグ溶接の場合
⚫ 溶接方法は、「TIG溶接(TW)」とする。
⚫ 製品の種類は、「板材(P)」とする。
⚫ 継手の種類は、「突合せ溶接(B)」とする。
⚫ 母材の種類は、「普通鋼(CS)」、「ステンレス鋼(SU)」
「アルミニウム合金 (AL)」のいずれかとする。
⚫ 母材の厚さは、「3mm 未満」とする。
⚫ 溶接姿勢は、「上向(PE)」、「立向上進(PF)」の両方とする。
⚫ 継手の詳細は、「片面溶接 裏当てあり(ss mb)」
「片面溶接 裏当てなし(ss nb)」のどちらかとする。
※本会の試験監督者を派遣し試験を受け
★会社は溶接設備、溶接材料、試験材を準備及び、曲げ試験のための試験片加工及び曲げ試験 を実施を想定して準備をする
【技能検定1級】試験概要
技能検定 技能検定実施日程/受験手数料 受験概要
記事の作成者
自己紹介ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
斎木 伶生名
株式会社WORLDi 代表取締役
一般財団法人Japan Leading Edge Foundation (JLEF財団) ディレクター
1987年6月生まれ。Southern Cross University, Australia 卒業(Master of International Tourism & Hospitality Management)2013 年国内大手重電メーカーで海外営業担当、その後韓国系留学企業でプロジェクトマネージャーとして国内初のビジネス開発を担う。現在は株式会社WORLDi の代表取締役として“WORLD for all / すべての人に海外を”をモットーに、世界中すべての海外で挑戦したい人達の夢を叶えた瞬間を創ることを目標に外国人向け事業を行う。同じく、 JLEF 財団にて外国人向け情報発信サイトJLEF Supportの企画・運営や、日本で働く外国人そして外国人を雇用する企業・団体向けの活動も積極的に行う。